アレン、スペインで映画を撮影2006年01月03日 07:00

スペインの映画会社メディアプロは、ウディ・アレンと映画製作に関する合意書を先週締結した。ハリウッドレポーター誌によれば、アレンが英語の脚本を執筆し、それを監督する。映画は2007年までにバルセロナで撮影する予定であり、スペイン人の映画スタッフや俳優を雇うことが合意されているとのこと。俳優はスペイン人だけでなく、海外の俳優も使う予定。作品は企画中の段階で、今のところ内容は発表されていない。アレンは「メディアプロと仕事ができ、スペインで仕事ができるのはうれしい。スペインは私にとって特別な国であり、そこでの滞在を楽しみにしている」とコメント。

http://www.guardian.co.uk/spain/article/0,2763,1675793,00.html http://www.rte.ie/arts/2006/0103/allenw.html

アレン、ゴダールと新作を共作?2006年01月04日 22:22

『勝手にしやがれ』などで知られるフランスの映画監督ジャン=リュック・ゴダールが2006年に発表する予定の『愛しのパリ』(仮題 Paris jet’aime)はウディ・アレンなどとの共作であるとのことです。

http://www.swissinfo.org/sja/swissinfo.html?siteSect=105&sid=6292739&cKey=1134036742000

ただし私も初めて聞く話であり、他のサイトではまだ確認できてない(インターネット・ムービー・データ・ベースのアレンやゴダールのページにも、この作品の名前は出ていない)ので、慎重な確認が必要だろう。アレンは『ゴダールのリア王』にも出演したことがあるので、まったく可能性がないとも言えないのだが。。。

アレンの2005欧州ツアーの写真2006年01月07日 08:53

年末にアレンとニューオリンズ・ジャズバンドが行った欧州演奏ツアーの写真がHPに掲載された。写真は12月27日にスペインのオヴィエドで行われたコンサートの様子。バンドのメンバーは以下の通り。

Woody Allen (Clarinet), Eddy Davis (Banjo, Musical Director), Conal Fowkes (Double Bass), Robert Garcia (Drums), Cynthia Sayer (Piano), Simon Wettenhall (Horn) and Jerry Zigmont (Trombone)

http://www.flickr.com/photos/jerryzigmont/

「マッチポイント」カットされたシーンがDVDで復活?!2006年01月09日 21:17

アレンの最新作「マッチポイント」には実はアレンも出演していたが、映画会社によって出演シーンはすべてカットされてしまっていた。アレンは映画のDVDが発売される際には、ディレクターズカット版で自身の出演シーンを復活させるという。ハリウッド・デートラインが伝えている。

アレンが演じたのは、スカーレット・ヨハンソンに一緒に寝てくれたら500ドルあげると何度も言い寄るルゥという名の人の好さそうな老ユダヤ人。DVDのディレクターズカット版では、デジタル技術によってアレンが消されてしまった68シーンでアレンが復活するという。「マッチポイント」は笑いのほとんどないシリアスな作品と伝えられており、アレンがシリアスな作品に出演するのは初めてとなる。(「重罪と軽罪」のように、アレンの出てくるシーンのみがコミカルな可能性もあるが。)いずれにせよ、映画とDVDを比べるのが楽しみである。

ちなみにアレンは次回作の脚本を3日間で書き終えたそうで、その作品ではアレンはすべてのシーンに出てくるという。

http://datelinehollywood.com/archives/2006/01/09/match-point-dvd-to-feature-woody-allen-in-co-starring-role/