『ウディ・アレン 完全ヴィジュアルガイド』4月26日発売2017年04月07日 21:35

『ウディ・アレン 完全ヴィジュアルガイド』4月26日発売
・著者:ジェイソン・ベイリー
・日本版監修:都筑はじめ
・発行:スペースシャワーネットワーク
・フルカラー192頁
・価格:3,700円+税

 初期のギャグ映画から、アカデミー作品賞の『アニー・ホール』、同脚本賞の『ハンナとその姉妹』、『重罪と軽罪』、『ブロードウェイと銃弾』、『誘惑のアフロディーテ』、『マッチポイント』、 『ミッドナイト・イン・パリ』や『ブルージャスミン』などの最近作に至るウディ・アレンの全監督作品をアレンへのインタビューや製作の舞台裏を交えながら一作づつ詳しく解説した究極のウディ・アレン本。死や哲学、音楽、ニューヨークシティなど、アレン映画を彩る魅力的なテーマについてのエッセイも掲載。日本版のみ『マジック・イン・ムーンライト』、『教授のおかしな妄想殺人』、『カフェ・ソサエティ』の直近3作品を特別書き下ろし。

アレンの新作『カフェ・ソサエティ』5月5日公開2017年03月12日 06:17

 アレンの監督・脚本による新作『カフェ・ソサエティ』、5月5日公開!

ウディ・アレン訴訟に洋服メーカーが過去のスキャンダルで反撃2009年04月17日 09:15

以下、バラエティ・ジャパンの記事より。アレン側による1000万ドルの損害賠償というのも確かに法外な気もするが、全く本件と関係ないアレンの過去のスキャンダルを持ち出して裁判を有利に進めようとする相手側のやり口も、いかにも米国の裁判の戦術といった感じでなじめない。審理の開始前に情報をリークしてアレン側に裁判を思いとどまらせ、和解に持ち込もうとするのが見え見えである。果たしてアレンはどう動くか。

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ウディ・アレン訴訟に洋服メーカーが反撃 過去のスキャンダル持ち出し糾弾「自身を過大評価している」 2009/04/16

ウディ・アレンに損害賠償訴訟を起こされた米洋服メーカー、アメリカン・アパレル社が、アレンの個人攻撃に打って出た。過去のスキャンダルを蒸し返すことにより、裁判を有利に進めようという作戦のようだ。

 きっかけは昨年、アレンがアメリカン・アパレル社を相手取り起こした損害賠償請求。同社は、アレンの代表作『アニー・ホール』の1場面を利用し、ニューヨークとロサンゼルスの屋外広告及びオンラインで宣伝を行った。アレン演じる主人公がユダヤ人のラビの扮装をした同作のスチル写真に、イディッシュ語(ユダヤ系民族の間で話される言語)の文章とアメリカン・アパレルのロゴを載せたもので、1週間だけ展開された。アメリカ国内においては、いかなる商品も推奨しないという立場を取っているアレンはこの広告を承認しておらず、甚大な損害を受けたとして1000万ドルの賠償を請求した(2008年4月2日関連記事)。

 5月18日(月)からマンハッタンの連邦地方裁判所で審理が開始される予定だが、アメリカン・アパレル側はアレンの過去のスキャンダルを持ち出すつもりだ。アレンは、ミア・ファローの養女スン・イー(現アレン夫人)との交際が発覚したことがきっかけで、ファローから訴えられた過去がある。

 アメリカン・アパレル側のSlotnick弁護士は、過去に引き起こした一連のセックス・スキャンダルにより、アレンの広告価値が著しく低下していると主張。また、米競泳のオリンピック金メダリスト、マイケル・フェルプスが大麻吸引報道が出たことをきっかけに広告契約を打ち切られたことを例に出して、アレンの過去のスキャンダルを蒸し返すことは不当ではない、としている。

 「ウディ・アレンは、たった1週間しか使われなかった広告に自分の写真が使われた対価として1000万ドルを請求しています。私に言わせれば、彼は自分の価値を過大評価していると思います」とSlotnick弁護士は話している。

http://www.varietyjapan.com/news/showbiz/2k1u7d00000mlvcu.html

アレンの新作『それでも恋するバルセロナ』、09年6月に日本公開2009年01月11日 06:46

スペインが舞台のアレンの新作『Vicky Cristina Barcelona』の邦題が『それでも恋するバルセロナ』に決定し、09年6月から日本公開されるとのこと。この作品は現在ゴールデングローブ賞の4部門でノミネートされており、欧米での興行も好調の様子。出演はペネロペ・クルス、スカーレット・ヨハンソン、ハビエル・バルデムなど。

http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=7914

一方、アレンがニューヨークで撮影していた次回作『Whatever Works』も昨年夏に完成したとのこと。『メリンダとメリンダ』以来久々のニューヨーク作品だが、その後アレンは3作品をまたヨーロッパで撮影する契約を結んでいるという。

ところで、『タロットカード殺人事件』の次の『Cassandra's Dream』がまだ日本で公開されていないが、どうなってるんでしょうね。ユアン・マクレガー主演ですが、こちらは興行が振るわなかったようなので、日本公開にも支障が出てるのかもしれません。

アレン短編集『ただひたすらのアナーキー』10月に日本でも出版2008年09月28日 07:49

07年に米国で出版されたウディ・アレンの最新ユーモア短編集『ただひたすらのアナーキー(Mere Anarchy)』が10月22日に日本の河出書房新社から出版されます。訳者は『ウディ・アレンの浮気を終わらせる3つの方法』も訳している井上一馬氏。

河出書房新社ホームページ http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309205014

『ただひたすらのアナーキー』原書については下記ホームページで解説。 http://www.asahi-net.or.jp/~KZ3T-SZK/wdy_mer.htm

アレンの新作、タイトル決まる2008年08月03日 06:26

アレンとインタビューした記者によれば、現在ポスプロ中のラリー・デイヴィッド主演のアレンの新作のタイトルが『Whatever Works(何であれ、役に立つもの)』に決まったとのこと。内容は60歳過ぎのラリー・デイヴィッドが20歳の若い女性(エヴァン・レイチェル)に恋するブラック・コメディ。公開予定は2009年。

http://blogs.jsonline.com/dudek/archive/tags/Whatever+Works/default.aspx

アレンのプロデューサー、チャールズ・ジョフェ死去2008年07月16日 07:00

長年アレンの映画の共同プロデューサーを務めたチャールズ・ジョフェが、7/9(水)にロサンゼルスのセダー・サイナイ病院で肺の病気により78歳で死去した。

ジョフェはジャック・ロリンズと共にニューヨークでエージェントを務め、コメディ作家時代のアレンと契約した。アレンに舞台で漫談を演じるよう薦め、69年の『泥棒野郎』以降のアレン作品の製作に携わってきた。

29年にブルックリンで生まれ、ロビン・ウィリアムズやビリー・クリスタルなどのコメディアンを育ててきた。『アニー・ホール』がアカデミー作品賞を取った時はハリウッドでオスカーを受け取った。

アレンは声明を公表し、「彼の最高期には誰も彼にかなわなかった(When he was at the top of his game, nobody was better.)」と彼の死を惜しんだ。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/entertainment/7507084.stm

アレン、モントリオール国際ジャズ・フェスティバル出演へ2008年04月03日 06:56

3/26の報道によれば、アレンは自らのニューオリンズ・ジャズ・バンドと共に、今年のモントリオール国際ジャズ・フェスティバルで演奏する。出演日は6月30日。同フェスティバルへのアレンの出演は初めて。

アレン、勝手に広告に写真を使われ損害賠償訴訟2008年04月03日 06:50

自らの写真を無断で広告に使われたとして、3/31にアレンは広告を出したロサンゼルスの衣料会社アメリカンアパレル社に対し、1000万ドルの損害賠償請求をニューヨーク連邦裁判所に提訴した。広告に使われたのは「アニーホール」でラビに扮するアレンの写真で、ヘブライ語で「神聖なるラビ」との添え書きが付き。広告はインターネットの他、ニューヨークやカリフォルニアで巨大なサインボードに掲示された。

アレンの新作にヘンリー・カヴィルが出演2008年03月25日 06:09

ハリウッド・レポーター誌によれば、題名未定のアレンの新作ロマンチック・コメディに、若手二枚目俳優ヘンリー・カヴィルの出演が決まった。役柄はエヴァン・レイチェル・ウッドのデート相手で、先に報じられたラリー・デイヴィッドもウッドの恋の相手として出演する。アレンはいつも通り脚本と監督のほか、出演もする予定。