アレン、7/9から新作撮影を開始2007年07月04日 06:39

アレンは7/2にマドリードで記者会見を行い、バルセロナでの新作の撮影を7/9から開始すると発表した。

アレンは映画でのバルセロナの描き方について、「自分がマンハッタンを世界に向けて描いたのと同じように描きたい」と語った。

また、「バルセロナに対するラブレターとバルセロナから世界へのラブレターを書きたいと思う」とも語った。

会見にはスペインのカルメン・カルヴォ文化大臣も出席した。

映画にはペネロペ・クルス、スカーレット・ヨハンソン、ハビエ・バルデムの出演が発表されているが、他にパトリシア・クラークソン、ケヴィン・ダン、クリス・メッシナ、パブロ・シュライバー、キャリー・プレストン、ザク・オース、アベル・フォーク、ルイス・ホマー、ジョエル・ジョアン、ジュリオ・ペリラン、ミレイア・ロスが出演するという。

アレンの次回作に出演のパブロ・シュライバー2007年07月04日 06:52

アレンの次回作に出演するパブロ・シュライバー

アレンの次回作に出演のキャリー・プレストン2007年07月04日 06:53

アレンの次回作に出演のキャリー・プレストン

アレンの次回作に出演のパトリシア・クラークソン2007年07月04日 06:55

アレンの次回作に出演のパトリシア・クラークソン

主な出演作品は『グリーン・マイル』(99)、『ファー・フロム・ヘブン』(02)。03年の『ピーシズ・オブ・エイプリル』でアカデミー賞にノミネートされた。46歳。

アレン、バルセロナで新作の撮影を開始2007年07月10日 06:32

7/9(月)から、アレンはバルセロナでの新作の撮影を開始した。

初日の撮影はバルセロナの漁港近くのレストランで、アメリカ人旅行者役のスカーレット・ヨハンソンの出演場面を撮影。

撮影の期間は7週間で、そのうちの1週間はスペイン北部のアストリアスで、1日はニューヨークで撮影が行われるとのこと。

バルセロナ市でアレンの新作撮影をめぐり議論2007年07月12日 05:50

バルセロナの政治活動家アンジェルス・エステラー(Àngels Esteller)氏は「市はアレンによる映画撮影を見世物にしている。これは田舎の小さな町のやることで、バルセロナのような国際的な都市にはふさわしくない」と非難。また政府関係者の誰もがアレンと写真を撮りたがっていると非難した。これに対し、バルセロナのカールス・マーティ(Carles Martí)副市長は同氏をうそつきと呼びつつ、市側が映画撮影に百万ユーロを投資したことを認めた。

http://www.typicallyspanish.com/news/publish/article_11408.shtml

アレンの新作撮影風景(1)2007年07月12日 06:33

7/9から撮影が始まったアレンの新作撮影風景の写真がネットでも報道されている。写真はアメリカ人観光客に扮したスカーレット・ヨハンソンとアレン。

アレン、バルセロナでもカフェでクラリネット演奏2007年07月12日 06:41

映画撮影でニューヨークを離れている間、アレンはカフェ・カーライルでの月曜夜の演奏を休止している。しかし、バンドのエディ・デイヴィス(バンジョー)とコナル・フォウクス(ピアノ)が、6/19から8/18までバルセロナのカーサ・フスターのカフェ・ヴィーンズで演奏を開いており、アレンも参加しているという。デイヴィスは、アレンの参加を「立ち寄って参加した(dropping by to sit in)」と表現しており、もともと正式なスケジュールにはアレンは加えられていなかった可能性もある。