キューブリックの偽者あらわる?!2005年09月22日 05:20

Vanity Fair誌の1996年4月号に載っていた記事から。

1993年7月3日の晩、ロンドンのあるレストランでの出来事。4人の男がテーブルに座っており、その中の1人がウェートレスに、自分は映画監督のスタンリー・キューブリックだが、ニューヨークのアクセントで話せるかと尋ねた。彼女がやってみせると、男は次回作に出てみないかと誘い、自宅の電話番号をおしえた。ウェートレスは不審に思ったが、一緒にいたのが英国議会の議員だったので信用した。さらに男は、隣のテーブルにニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストの文芸欄の記者がいると知ると、彼らの批評が気に入らないと文句をつけ始めた。キューブリックがマスコミの前に姿を現わすことは滅多にないため、記者達は仰天した。記者達は男に質問を浴びせかけたが、キューブリックと名乗る男はそれには答えず、後日インタビューに応じる約束をして、その場を去った。しかし記者がワーナーに問い合わせてみると、その男はキューブリックではなく、真っ赤な偽者だったことが判明したという。男と一緒にいた議員はコメントを拒絶している。手の込んだ詐欺まがいか、単なるいたずらか。真相は不明である。

『アニー・ホール』他スクリプト2005年07月02日 22:02

ネットで見つけた『アニー・ホール』と『ハンナとその姉妹』のスクリプト。完成した映画からト書きやセリフを起こしたトランスクリプトで、オリジナルではない。ちなみにアレンの映画は、製作中や撮影中に元の脚本から内容がどんどん変わるので有名。『ハンナとその姉妹』はオリジナルではアンハッピーエンドだった結末(ホリーと別れる)を、映画ではホリーが妊娠したという風に変更されたとのこと。

『アニー・ホール』http://www.allmoviescripts.com/scripts/11972272883f31caf5445e8.html

『ハンナとその姉妹』http://www.allmoviescripts.com/scripts/2542436883f4005f224a2e.html

*ついでにキューブリック作品のスクリプトも。

『シャイニング』http://www.allmoviescripts.com/scripts/13399927683f5ebe4e81672.html

『バリー・リンドン』http://www.allmoviescripts.com/scripts/8033348443f3285fd30d60.html

『時計仕掛けのオレンジ』http://www.allmoviescripts.com/scripts/4894455653f3435997531a.pdf

『2001年宇宙の旅』http://www.allmoviescripts.com/scripts/769675013f3183474e215.txt