『スリーパー』未公開シーン(手品をするアレン) ― 2005年09月24日 15:00

『スリーパー』で、ダイアン・キートンに手品を見せるが失敗するアレン。
未来の警察から逃亡中のアレンとキートンは、アレンが昔住んでいた科学者の家に逃げ込む。2人は風呂に入って落ち着いた後で、身の上話をするのだが、これはその前にアレンがキートンをリラックスさせるために手品を見せる場面。キートンは喜んでいるが、どうも手品は失敗して、誤ってアレンの腕にろうそくの炎がうつってしまったというオチだと思われる。
アレンは手品が大好きで、少年時代からよく一人で練習していたという。映画でも『スターダスト・メモリー』『ニューヨーク・ストーリー』『影と霧』などのように、手品のモチーフが度々登場する。この『スリーパー』のシーンは、カットされなければアレン作品で手品の出てくる最も古いシーンとなったろう。
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