アレンの新作にヘンリー・カヴィルが出演(2) ― 2008年03月25日 06:08
こちらはエヴァン・レイチェル・ウッドの写真。
未DVD化作品を含むアレン映画が続々とDVDで発売 ― 2008年02月17日 07:09
『スターダスト・メモリー』『ブロードウェイのダニー・ローズ』『愛と死』などの未DVD化作品を多数含むアレン映画の数々が、月刊CUTと20世紀フォックスのコラボレーションによりDVD化される。
3/19発売: 『スターダスト・メモリー』『ブロードウェイのダニー・ローズ』『アリス』『ハンナとその姉妹』『アニー・ホール』『メリンダとメリンダ』
4月下旬発売: 『愛と死』『重罪と軽罪』『ラジオデイズ』『インテリア』『マンハッタン』『バナナ』『セックスのすべて』『スリーパー』
5月下旬発売: 『カメレオンマン』『サマーナイト』『カイロの紫のバラ』
アレン、08年春にニューヨークで新作撮影 ― 2008年02月09日 07:09
Entertainment Weekly によれば、アレンは08年春に久々にニューヨークで新作を撮影する。内容やタイトルは不明だが、人気テレビドラマ「サインフェルド」の脚本家ラリー・デイヴィッドやエヴァン・レイチェル・ウッドが出演するという。デイヴィッドはアレンの「ニューヨーク・ストーリーズ」にも劇場支配人の役で出演している。本作が先に報じられたオムニバス映画なのか、長編映画かは不明。
アレン、NY舞台のオムニバス作品に参加 ― 2008年01月15日 06:14
5分間の短編映画13本からなるオムニバス映画「New York, I Love You」が企画されており、アレンも監督の一人になる見込み。また最近のアレン映画でおなじみの女優スカーレット・ヨハンソンも監督デビューを果たすという。映画はどれもニューヨークを舞台にした恋愛物とのこと。
『タロットカード殺人事件』日本公開 ― 2007年10月27日 17:50
ウディ・アレンの最新作『タロットカード殺人事件』が10/27からシャンテシネ、Bunkamuraル・シネマ他にて公開。
アレンの新作タイトル『ヴィッキー・クリスティーナ・バルセロナ』に変更 ― 2007年10月20日 07:19
07年夏にアレンがスペインで撮影した新作のタイトルが『ヴィッキー・クリスティーナ・バルセロナ(Vicky Cristina Barcelona)』に変更された。変更前は『真夜中にバルセロナで(Midnight in Barcelona)』との題がついていた。変更後の題に特別な意味があるかどうかは不明だが、映画の内容に関係する模様である。
アレン、9/17よりカーライルでの演奏を再開 ― 2007年09月16日 06:30
スペインでの新作ロケのためにカフェ・カーライルでの演奏を中断していたアレンは、スペインでの撮影が終了したため、9/17(月)よりカーライルでの演奏を再開する。もっともアレンはスペイン・ロケ中も、現地でエディ・デイヴィスの演奏会に参加し、音楽活動を続けていた。新作のタイトルや公開時期は未定。
アレン短編「我が恋人よ、何という嗜好を身につけたことか」 ― 2007年09月14日 06:34
「我が恋人よ、何という嗜好を身につけたことか(HOW DEADLY YOUR TASTE BUDS, MY SWEET)」
私立探偵のもとに美女がかけこんできて、サザビーのオークションで匿名でトリュフを落札してほしいと依頼する。2000万ドルの価値があるいわくつきのトリュフで、多くの組織が手に入れたがっているとか。早速サザビーにかけこんだ探偵は首尾よくトリュフを落札する。だが、依頼人の住居に行った探偵は何者かに殴られて失神。気がつくと彼は縛られ、依頼人とグルになった男からトリュフを出すよう脅される。探偵がありかを教えると男はトリュフを持参するが、それは偽物だった。男が気落ちして部屋を出た隙に、依頼人の美女は探偵の縄を解いて、自分と組んで本物のトリュフを探そうと誘惑する。が、探偵は美女の正体を見抜いて(以前パートナーだった国際的なグルメの殺人犯として)警察に引き渡す。そして一人わびしくカーネギーデリでサンドイッチをぱくつくのだった。
【一口メモ】アレン短編でおなじみの私立探偵カイザー・ルポウィッツが活躍する珍妙なハードボイルド物。(ただし本作では探偵の名前は明示されない。)前作では、神を捜したり、インテリ向けコールガール組織と対決した探偵は、本作ではいわくつきのトリュフ(マンダレイの王族が所持した後、ルーブル美術館に飾られ、第二次大戦中にドイツ軍に略奪され、戦後は大英帝国博物館から盗まれた)の争奪戦に巻き込まれる。映画「マルタの鷹」のパロディ。ラストで探偵はサンドイッチを「夢のかたまり」と形容する。
アレン短編「いとしの家政婦」 ― 2007年09月14日 06:19
「いとしの家政婦(NANNY DEAREST)」
ウォール街の大金持ちの弁護士が妻からの電話で、最近雇った家政婦が自分達の家庭の内情についての暴露本を書いていることを知る。慌てて家に帰り、原稿をこっそり読むと、本は自分の家庭について面白おかしく書いている。そんなものが出版されたら、自分達は破滅だ。しかも原稿はほとんど完成している。本の出版を食い止めるため、弁護士は帰ってきた家政婦に毒入り紅茶を飲まそうとする。が、彼は誤って自分でそれを飲んでしまい、昏倒する。病院で気がつくと、すでに家政婦は辞めており、置手紙によれば、本を書こうと思っていたが、普通のIQの人間には面白くなさそうなので出版はやめ、町で出会った億万長者と結婚するという。
【一口メモ】子供の養育権をめぐるアレンとミア・ファローの泥仕合のさなか、二人の家政婦だった女性が暴露本を出したことがあり、この短編はそのことをモチーフにしている。ウォール街の弁護士は「エディプス・コンプレックス」でアレンが演じた人物を思い出させる。弁護士のどじぶりはアレン映画でおなじみのパターンである。
アレン短編「神に栄光あれ、売った!」 ― 2007年09月11日 07:13
「神に栄光あれ、売った!(GLORY, HALLELUJAH, SOLD!)」
テレビ番組の大失敗で仕事を失ったライターが、ヴィレッジ・ヴォイス誌で見つけた求人広告。それは客の求めに応じた神への祈りの文句を書く仕事だった。健康、恋愛、仕事、それぞれの悩みに応じた祈りの言葉を仕上げるのだ。時には祈りが通じないと文句をつけてくる客もいるが、それは店と神にとって契約外だとつっぱねる。ライターは順調に仕事を続け、インターネットサイトのeベイで祈りを売るようにもなった。だがある日、ライターは祈りが通じないと文句をつけてきたギャング2人組に殺すと脅される。彼らの妹がeベイで200ドルを払った「アッパーイーストに2ベッドルームでダイニング・キッチン付きの部屋が見つかりますように」という祈りが原因だった。命を取り留めたライターは仕事をあきらめてメキシコに逃れるのだった。