アレンのインタビューをポッドキャスティング2005年12月30日 08:44

『マッチポイント』の配給を行うドリームワークスは、iTunes.comでアレンのインタビューを5回に分けて提供すると発表した。インタビューはポッドキャスティングのために特別に製作されたもので、映画ジャーナリストのアンディ・マルクスが製作・監督する。映画のプロモーションでビデオ・ポッドキャスティングを使うのは、アレンのみならず映画界でも初めての試みとのこと。

また衛星ラジオのXMサテライトは、ドリームワークスと共同で製作したアレンに関するラジオ番組を05/12/26から06/1/22まで4週間にわたって放送する。内容は、アレンのインタビューや映画シーン、音楽などを再構成したもの。

アレン自身は「iPodどころか、ワープロも持ってない。16歳の頃から同じタイプライターを使い続けてるけど、いまだにリボン交換が出来ない。技術的なことはさっぱりでね」と語っている。

コメント

_ まさし ― 2005年12月30日 22:54

アレンの「iPodどころか~」は『世界中がアイラブユー』の中での、ジュリア・ロバーツへのセリフを思い出して笑けました。
ところではじめさんのことは、プロのライターだという認識はありましたが、「はて、どこかで見かけた名前のような…」などと思っていたところ、E/Mブックスの『ウディ・アレン』の著者の方だったのですね!あの本は僕が持っている、アレン関係の本の中でも(と言っても大した量じゃないですけど)『ウディ・オン・アレン』と共に、とりわけ大切にしている本です。まさに痒いところに手が届く内容で、楽しく読ませていただきました。

_ はじめ ― 2005年12月31日 08:41

> まさしさん

書籍のご購入並びにおほめの言葉をありがとうございます。E/Mブックスの『ウディ・アレン』は今日に至るまで、日本におけるアレン関連書籍の決定版と自負しています。(私は全体の3分の1程度を執筆しました。)時間がたっているので改訂の話も時々出るのですが、今のところ残念ながら予定はありません。その日に備えて、ブログの充実に力を注ぐ毎日です。

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